眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

作文試験

6年生の中学入試もいよいよ正念場。娘のガッコも今週末は本来なら授業日だが、入試があるため休み。一年違えば、エラい違い。当たり前のことですが、親の気分も全然違います。


統一入試日が終わるとなると、いよいよ5年生の出番。実際、塾の年度替わりは2月が多い。うちの息子も県立中学受験するとはいってるものの、未だ塾決まらず。来週、説明会に参加してからの入塾になるとは思うが、ホンマに間に合うんかいな?と思わんでもない。

  以前、話題にしたマンガ「ドラゴン桜」では、東大に1年間の猛勉強で入るために様々な作戦を立てる。学部は理科1類、そして理系なのに、2次の国語で点を稼ぐ作戦。ホンマかどうかはしらんが、東大理系国語は比較的簡単で、しかも理1は、国語の配点が高い。理系学部ゆえ、数学、理科、英語には力を入れるが、国語はそれほどでもない人が多いので、数学や理科が平均でも国語で圧勝すれば、合格できるんだという。ま、そこはマンガらしく最後は合格するんだが、果たして、現実は…。

残すところ、あと一年というのは、息子もドラゴン桜も同じ。何か、裏ワザはないかと私なりに研究してみた。ある。

私立中学と違って、うちの県の県立中学の試験は、教科ごとに分かれていない。国語、算数、理科、社会が一つの物語のように出題される。それが、二時限で200点。そして、作文が50点。あとは面接がある。

おや、あるやんか! 作文50点。まさに東大理1の国語みたいなヤツ! おそらくこんなん力を入れる受験生も少なかろうし、起承転結と着眼点だけ面白ければ、県中あたりの教師を魅了できるもんが書けるはず。仮にもライター経験者の父母が指導すれば、こと作文に関しては、そこらの塾の講師に負けないはずだ。息子の一発逆転には、それしかない!

と、思ったんだが、先の冬休みの宿題の作文を思い出した。

名古屋に行きました。はじめにホテルに着きました。次の日、動物園に行きました。つぎに神社にいきました。それから、土産を買って帰りました。楽しかったです。

やっぱり、地道に算数やらそうかしら?