眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

八坂神社にて

連休中日に京都に行ってきた。5時まで競馬、それから紅葉の予定だったが、秋の京都をなめてましたわ。10時までライトアップしてる高台寺に狙いを定めていたんだが、8時前に着いたにもかかわらず、1時間半待ち。花より団子、もみじより晩飯の娘がそれを許すはずもなく、なくなくあきらめて河原町周辺に引き返した。

途中、八坂神社の境内を通り抜けたので、せっかくなので、参拝した。

何気なく、息子に何お願いしたのかを尋ねたところ、
「○○塾に行けますように
という。

○○塾、県立中学御用達みたいな地方有力塾の名前。3月くらいに入る勧誘のチラシによれば、例年群を抜いて合格者が多い。県中行くなら○○塾、みたいな雰囲気があるところだ。

最近、プラモデルを始めた息子。ネットで情報を得て、道具ばかり買い揃えている。二千円ぐらいするニッパーとか、ヤスリとかを平気で買う。腕上がるまでは、100均で充分なんだろうが、カッコから入るのが彼流なんだろう。

○○塾も同じ。県立中学受けるなら、ヤスリ買うがごとく、○○塾へ行く。前の塾では、カッコがつかないんだろう。が、どこに行っても、落ちる人もいる。逆に御用達塾以外から合格した人も結構いるのだ。第一、自分の姉は、御用達塾以外から今のガッコに行ったんだけどなあ。

要はあんたのヤル気なんやで、と息子に言った。

息子、無言。

受験しようとは思い始めたようだが、まだ、勉強しようとは思わないらしい。