眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

勉強オーラ

 たまに娘のガッコの下校時間ぐらいに、最寄駅の近くをクルマで通ることがある。うちの娘、いるかなあと、探してみることもある。とはいえ、中高合わせて女子制服を着た生徒500人以上の中から一人を探すのは至難の業。来てる服は同じだし、髪型も二つに分けてくくるのが校則なので、8割がた同じような感じ。しかも、8割がメガネ。うちの娘、両方ともに当てはまっており、家では「典型的な○○(ガッコ名)ブスやなあ」とからかっている(そんなんいうたらあかんのやろうけど)。

 うちの嫁、娘のガッコに行くたびに、「息子があそこに行ってる姿が想像つかない」と言っていた。もう塾もやめてしまったし、全くその可能性はなくなったわけだが、私もなんだか雰囲気が違うと思っていた。なんか、勉強オーラみたいなんが出てるんかなあ? でも、娘からはオーラは全く感じられないのに、ガッコにいても違和感ない。

 先日、県立中学の説明会に行ったとき、その原因の一端が分かった。

説明会に現役の中学生が何人か来ていたのだが、特に女子、みんな髪型ちがう。男子も田舎の中学生みたいな子もいれば、おしゃれな子もいる。多分、生徒会役員とか選りすぐられた面々なんだろうけど。そして、メガネゼロ。もちろん、コンタクトの子もいるやもしれんがねえ。地元では、公立ナンバーワンなんだけど…。勉強しないのかな? 

 そうなんだ。娘にあって、息子にないもの、それはメガネ。息子がガッコに立つ姿が想像できないのは、ビジュアル的な問題もあるんかもしれん。メガネかけたら、賢そうに見えるし、勉強もできるようになるかも…。

 とまあ、くだらんことを考えたんだが、こういうのが校風ってもんなんだろう。校則云々もあるんだろうけど、周りがメガネだとメガネ。見た目を気にして、コンタクトだったら、それもありかなって感じ。

 メガネの法則通り、息子には県立中の方があっているような気はするが…。