眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

入試説明会

 私立中学の入試説明会ってそろそろ最終盤にかかっているのかな? そういや、昨年はすったもんだがありました。娘が説明会とか見学会みたいなのに行ったのは3校。そのうち一校は塾のお付き合いで、もう一校が今のガッコ。そして、もう一つが、関西女子最難関ともいわれるR中学だった。

 うちからR中学に通うには、最寄駅の始発に乗ってなんとか始業時間に間に合うかどうかという距離。もちろん、はなから通わせるつもりはない。が、当時、モチベーションの低下というか、中だるみというか、模試の成績が落ちる一方だった。それでも、第一志望には合格しそうな成績だったが、このペースで落ちられると、1月は危ないと感じた。そこで、持ち出したのがR中。「どうせ、そんなとこ行かれへん」(距離的な問題と成績の問題含めて)と相手にしない娘を信じさせるために、観光がてらR中の説明会に出かけることが急きょ決まった。

 ま、模擬授業なんかにも出席して、最高峰の雰囲気を味わった娘。行ってきた直後は、「絶対にR中に行く」とかいうて、少々勉強しだしました。そして、11月の模試では過去最高点をたたき出し、偏差値的にはR中まであと一歩というところまでは来ました。作戦は大成功!!

 のはずが、そこでモチベーション切れ。11月に入ってからは、以前の勉強スタイルに戻り、12月には成績ダダ下がり。10月と一緒のポジションに戻ります。まあ、塾が県内の私学にターゲットを絞っているため、塾では県内4中学の過去問しかやらなくなったのが大きかったのかな? すっかり、県民モードに戻って、勉強しなくなりましたわ。

 その名残で、1月にはR中を一応受験しましたが、結果は×。そりゃそうよね。あれで、R中なんて受かられたら、ほかの受験生に申し訳が立たんわ。ただ、上には上がいることを肌で感じたことは無駄にはならないはず。6年後は、彼女たちと同じ土俵でまた戦うわけですから。