眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

試験期間中

 娘、中間テストが終わったようです。ぼちぼち、結果は帰ってきているようですが、まだ出そろってはいない。例によって、テスト発表されてもマイペースで、下手すると宿題がない分、いつもより勉強時間が短いんではないかという毎日を送っていました。

 試験を受けるたびに順位は下がり続けているので、そろそろ歯止めをかけてもらいたい。かといって、何番目なら許されるのか? 50番なのか100番なのか、それとも半分以上なら良しとせなあかんのか? まだ、校内だけの結果しか出てこないので、どうにも判断する物差しがない。こちらも、発破をかける言葉が見つからないのだ。

 が、嫁はそうでもない。とりあえず、一番目指せ。努力することが大事。だめならしょうがない。というスタンス。別に順位にこだわりはないのだが、勉強している姿を見せよ、というのが、娘に対する要望だ。それについて、試験期間中の真っただ中、母と娘で延々とやりあってた。どちらにせよ、今はそんな時間ではないと思う父の前で…。

 娘の言い分を総合すると、どうにも試験勉強する気が起きないらしい。通常の授業は、かなりのハイペースでも、どんどん新しいことを教えてくれるので宿題とかもやる気になるのだが、定期テストは後ろ向きの勉強。今までにやったことをもう一回するのがイヤらしい。

 そうだな、去年の今頃もそんなこと言うてたわ。そんで編み出したのが、作文特訓。娘のガッコの国語の入試には200字程度の作文を書く問題がある。塾の総合テキストでは習わんもんだから、私が教えてやった。といっても、テーマを決めて作文書かせるだけ。しかも、それには、算数の復習もいっしょにせな教えないという制約を付けて…。あとは、もっともらしい理屈をつけて添削したら仕舞。そうして、受験勉強はさせたのだが…。

 今の定期テストには使えないなあ。かといって、このままでは…。

実際、私が教えることなんて何もないし…。