眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

撤回宣言

大阪市長を辞めた後、橋下さんがホンマに政界引退するのかどうかは、知りませんが、中学受験からの撤退を表明していた息子、一足早く前言を撤回しました。

塾では、一か月に一回、統一テストなる算数と国語のテストがある。その月にやったテキストの内容に沿ったもので、出題範囲は狭い。そのテストの上位40人強が名簿に載って成績表と一緒にかえってくる。
その名簿に載らないことには、まず上位校は無理なのだが、息子、入塾以来、かすりもしない。ここ何か月かは、その名簿なんか封筒から出しもしなかった。

が、今回、1番下ではありましたが、名簿に載りました。本人も友達に聞いて初めて知ったらしく、非常にびっくり。そして、喜んでました。
考えてみれば、この10年で一番机に向かったのが、今年の夏。塾生では普通以下だが、受験しない子には、考えられないほど勉強したのは確か。ま、やればできる、っていうのを体感したんではないか、と、こちらも思った。

そういうことを含めての撤退撤回宣言になりました。ただ、これまでとは違うところ、数字にとやかく言うってこと。6年に上がるまで3科目偏差値目標60とした。多少の誤差はいいとしても、正直、名簿の下では第一志望は超チャレンジ。真ん中あたりにはいないと、受験すらままならない。が、大変な道のりであるのは確かだろう。息子には、「勉強で泣かすからな」と言っておきましたが、「そんな小2の子にいうようなこと、言うな!」と、返してきました。わかってんのかな?

息子には、ここまでしか告げてないが、6年からは、目標に足らん場合は、県立中学の受験に切り替えることを検討することにした。
親子とも、新たな気持ちで1年3か月先を目指します。