眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

倍倍ゲーム

 昨夜、息子の組分テストの結果をネットで確認した。会場の空調のせいで大問1つをまるまる白紙で出したという国語は、もう一つの大問もほぼ白紙。結果、偏差値30台に突入した。算数は30台を抜け40台に、理科は横ばい40後半。トータルが40をギリギリ超えた。3月の入塾直後の全国テストと比べてもほぼ横ばい。夏の間、はた目には遊んでばかりいたように思うが、息子にとっては毎日のように塾に通い、それなりに頑張ったつもりだったらしい。その結果が、これ。ずいぶん、落胆していました。

 

 そこで、少ないながらも褒める点を探す。

 

「まあ、今でも県内3番手校やったら、行けるかもしれんよ。でも、国語が前ぐらいとれてたら、2番手校に引っ掛かるかもしれんぐらいの数字やな」となだめてみたが、もう一つ効果なし。

「そやな。算数が前よりも偏差値12ぐらいあがってるやろ。今度も12上がったら、50超える。その次に12上がったら、余裕で第一志望を超えるで」

 昔、初日に1円貯金して二日目は倍の2円、その次は倍の4円、その次8円…としていったら20日すぎたら100万超えるっていう数字のトリックがありましたな。それに近いものがある偏差値12ずつアップ理論ですが、不思議に納得してしまった息子。

 「おー、なんか元気出てきた」と、言い出しました。

ま、こんなことで納得してるから算数、ニガテなんかもしれませんが…。