眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

受験少年院

 娘のガッコをググってみると、結構前の書き込みなんかには「受験少年院」というレッテルを貼ってあるものも多い。ここ数年は、学校関係者の努力のおかげか、それとも大学合格実績の落ち込みのせいかはしらないけれど、あまりそういった記述はみられない。が、検索かけると10年前のものでも引っ掛かってくるのがこのご時世。世間一般に聞こえてくる噂話の類いも、そういったイメージに基づいたものはまだまだある。

 

 8月も終盤に差し掛かり、よその県では公立の学校でもすでに夏休みが終わったところもあるという。うちの県は、大体9月1日だが、二学期制をとっている学校や一部の私立ですでに授業が始まったようだ。公立小学校の息子はもちろん、娘のガッコも補習は行われているものの、授業まではまだ1週間ほどある。もっとも、夏休みの始まりが遅かったということもあるが…。

 先日、うちの嫁が、別の私立中に進んだ子の母親と話し込んだらしい。話題は、「早く夏休み終ればいいのに」というのがメーンだったらしいが、夏の各中学の情報交換にも及んだらしい。そこに照らし合わせてみると、どうもその子のガッコB(県内二番手校)は、「受験少年院」より宿題多い様子。四苦八苦しながら、宿題をこなして、終わるめどが立たないという話だった。うちの娘、昼ごろまで適当にやって、夜はスマホ三昧ですが…。

 また、別のガッコC(3番手校)の夏期合宿は、わざわざ風光明媚な県外の名所にまでバスで行っておきながら、4日間ホテルに缶詰めで勉強。「ホテルの玄関から10mも出ずに帰ってきた」という母親の声も聴かれたらしい。「受験少年院」は、キャンプファイヤーしてクラフト体験して、飯盒炊爨して帰ってきたけど…。

 話を聞く限り、「受験少年院」は、勉強もクラブも両立し充実した学生生活を送れるっていうのがウリのB,Cよりも、こと勉強に関してはユルユルな気がするんだけれども…。