眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

アルバイト

息子がなんかの拍子に言った。

「高校生くらいになったら、バイトとかして、結構儲かったりするんかな?」。
まあ、世間一般的に言えば、中学生のバイトってなかなか雇ってくれるとこもないけど、高校生ならなんやかんやあるわなあ。時給安いけど。
  あれも欲しい、これも欲しいと、物欲の塊みたいな息子、自分で稼いだ金で、ゲームソフト買おうが、カード買おうが、文句いわれない生活に憧れるんだろうな。まあ、いくらあっても物欲は満たされないし、その600円や700円を稼ぐのがいかに大変なんかとかは、まだまだ頭にないのは確かだろう。まだまだ、お子様よなあ。
  

 そうこう考えているうちに、息子がまたいう。

「あ、でも、○○に入ったら、バイト禁止やな。あかんわ」(○○は、第一志望校)

 一同、爆笑。

そうね、確かに○○は、バイトは禁止よ。クラブも高2までだしね。でもね、肝心のこと忘れてるよね。そう、お前、行く気になってるけど、入れてくれないってことがあるってことを…。

 しかも、あなたの成績では、今はまだ高根の花というか、雲の上の存在っていうか、○○の偏差値にはずいぶんタランコなのよ。

 そろそろ、厳しい現実を知らしめたほうがええのかなあ?