眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

夏の終わり

 残念ながら娘のガッコ、甲子園で初戦敗退となってしまいました。事前のマスコミ報道から見ると、正直、次の次くらいまで応援に行かないといけないのかな? とも思っていましたので、少々拍子抜けです。盆は家族ともども、のんびりとできそうです。

 当日は、午前4時50分に近くの駅に集合。駅まで5分ぐらいしかかからない我が家は余裕かまして、4時半過ぎに家を出た。着いたら4時40分になるかならないかという時間だったが、すでに人影はまばら。駅前狭しと並んだ10数台のバスにほとんどの生徒が乗り込んでいた。

 この時間、当然、まだ電車は走っていない。もちろん、路線バスも。市営の駐輪場もまだ開いてないから、自転車も置けない。ということは、ほとんどの生徒が車で送ってもらったんだろうな。

 娘の友達の住所から判断すると、朝というよりまだ夜のうちから1時間以上のドライブを経て、子供をおろしてトンボがえり。家に着いたら6時回ってるだろうし、寝るに寝れない時間帯。しかも、8時前にはテレビ中継始まるし…。「ひょっとしたら、うちの子、テレビに映るかも」という親心、眠い目をこすってでも、テレビ見てたりしたんでしょうな。

 

 この日ほど、家がここでよかったと思った日はないですね。

 常々、ガッコの校長は、

 「野球で甲子園優勝を目指すこと、勉強で東大、京大、医学部を目指すことは、その厳しい道のりを歩いて行くことにおいて同じようなもの」とおっっしゃってます。

 強豪、優勝候補…と持ち上げられても、コロッと負けてしまうことがあることを目の当たりにした娘たち。全国は広い、上には上がいるということを思い知らされたんではないでしょうか。何か学んでくれていれば、早起きは三文の得、なんですがねえ。

 甲子園から帰ってきた娘は、早速、友達とライン。「楽しかった。また、甲子園に行きたいわ」などと、しょうもないやりとりを延々3時間ほど、やってましたわ。

 骨折り損のくたびれもうけ、だったのかな?