眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

父の威厳

娘の中学の期末テストが始まった。中間で予想以上の順位を取ってきた娘は、少々欲が出てきた様子。口では「前回より上なんて無理」とは言うてるものの、彼女にしては勉強していた。(時間的にはきっと、クラスメートの半分にも満たないだろうが)

内心、トップクラスを狙っているのは、見て取れた。

初日、何科目かあったであろう問題用紙のうち英語だけを持ってきて、私に見せる。ご丁寧に自分の解答も書き込んであるので、答え合わせがてら、みてやった。

あ、ここ違う。これも違う。そこは、こう…。次々に見つかる誤解答。そして、娘、半泣き。解答用紙全部埋めてきて、自信満々、満点も夢じゃないとでも、思ってたんだろう。が、間違いだらけ、しかもオヤジごときが、テレビ見ながら、すらすら解答を出していくのを見て、自信無くしたんだろうな。

そうそう、まだまだ学ぶべきことは多いんだよ。鼻高々になるなんて、百年早いわ。これを糧に更に精進するのだよ、カッ、カッ、カッ…。みたいな私。

でも、あと何回試験したら分からんようになるんやろ、と、不安になるほど、進度は早いね。いつまで威厳が保てるか、不安にかられた期末テストでした。