眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

夏期講習

 弟が塾から夏期講習の案内をもらってきた。3万ぐらいとられるのかな。大手に行ったらオプションたっぷりで10万仕事もざらっていうから、うちの塾はまだましなんかな。

 

 そういえば、うちの娘は、あまり講習いかんかったな。さすがに塾関係者の親戚の手前、6年生の夏講習と入試直前の冬講習はいかしたが、4、5年の間は「6年生になったら遊ばれへんから、やめとき」といいきかせて、やらんかったわ。おかげで家計は大助かり。後から聞いた話では、4,5年の講習受けなかったのは、80人近くいる中で2,3人だったらしい。親戚の顔も丸つぶれだったのかもしれませんな。

 ただ、娘のガッコ。中学に入ったら学校の授業に合わせた塾っての言うのがない。田舎だから、大学受験に向けた中学生向けの塾もほとんどない。大手塾の子はそのまま中学部に行っているという話だが、うちの塾の中学部は公立中学向け。高校入試を前提に授業が進められるので、受験組の進級者はほぼゼロらしい。ま、ガッコ全体見渡しても、中一から塾に行く子はそう多くはないみたい。実際、そのようにガッコの説明会でも校長がおっしゃってました。

 しかし、子供たちは大変みたいだな。塾通いの子は、学校はさておき、塾の勉強に重きをおいてきた小学生時代から一変。今度は塾の宿題もガッコの宿題もたんまりある生活が始まったらしい。こちらはこちらで大変。

 一方、塾に行かない子は、塾からの指導がないから、自分一人で何をどう勉強していいかわからない。かといって、何もせんわけにもいかんし…。というジレンマに追い込まれて、精神的に参っているらしい。

 

 そこへ行くと、うちの娘。夏期講習さぼったおかげで、なんとはなしに自分でやることもできるし、そんなジレンマも全くない。塾の宿題もないからのびのびしてるわ。まさに、瓢箪から駒でしたわ。

 追伸 

 件の弟。あいつの場合、塾にでもやらんと、ほんまに夏休みの小学生満喫してしまいそうだわ。今回は3万払うしかないかと、覚悟している。