眠り姫とゲーム狂の受験日記

小学校の卒業文集に「東大、京大に入る」と書いた娘と、それを鼻で笑った父親の大学入試までの日記。それにつられて、「俺も京大」と言い放った弟の入試も添えて…

クラス分け

 公立の学校しか出てない私にとって、年に一度のクラス替えっていうと、仲のいい友達と一緒のクラスになれるかとか、かわいいあの子はどこのクラスかとか、担任は怖い先生でなければええのに、とかそんなことばかり考えてましたわ。別に1組だろうがD組だろうが、クラスの名前はどうでもよかった気がします。

 先ごろ、娘のガッコの保護者総会なるものがあって、行ってきました。その中で、校長が今春東大に合格した子の体験記を読み上げました。それによると、その子は、中学に入ったときは△組だったんですが、二年になって念願の○組に上がりまして、そんで勉強を重ねて無事東大現役合格したらしいですわ。私の耳には、彼女がどんだけ頑張ったとか、いろんな困難を乗り越えたとかいうお話は残っていません。ただ一つ、クラスの名前の意味だけが新鮮で新鮮で…。そっか、このガッコにとって、クラスの名前って重要なんやね。

 このガッコのクラスは、入試の結果、上位40人ぐらいを○組に集めて、後の残りはならして△、×、□…みたいなクラスに分けるとは聞いてはいました。

 

 

 娘は×組。入学式から帰った瞬間、思わず「あほ組なんやって?」と口走った私。悪いことしたかも。ま、いつものことですが…。

 校長もいっておられたし、入学時点のクラスはあまり関係ない模様。2年になって○組になれたら、まるでサクセスストーリそのものではないですか。縁起がええと思っときましょ。